住民主体の理念に基づき・地域住民やボランティアの参加により地域の様々な福祉課題の解決に取り組む組織…それが社会福祉協議会です。
大阪府社会福祉協議会は全国に47ある都道府県社協のひとつで、大阪府内41の市町村社会福祉協議会、民生委員児童委員、社会福祉施設、社会福祉関係団体、ボランティアなど公私の関係者の参加を得て、多様な諸事業を展開しています。
平成12年6月に社会福祉法が施行され、社会福祉の制度が大きく変わり、個人の尊厳の保持と自立を支援するための施策が次々と打ち出されました。
福祉サービスの利用については利用者自らが選択し、契約できるような仕組みが構築され、「福祉サービス利用援助事業」「苦情解決事業」として都道府県社協が中心となって、これらの事業に取り組んでいます。
さらに地域福祉活動を推進するために府内各地で結成されている地区福祉委員会を核に地域住民や民生委員児童委員、ボランティア等が力を合わせて小地域ネットワーク活動に取り組み、より豊かな福祉のまちづくりに発展させていくために頑張っています。
また、現代の社会的諸情勢を反映し、新たな福祉の課題が出てきています。
外国人住民への支援、児童虐待問題、引きこもり、社会的孤立…等。 これらの課題に対し、人としての生きる権利を擁護し、自立を支援するために、多くの福祉関係者とともに協力しながら「福祉と共生のまちづくり」を展開していくことが社会福祉協議会の役割だと考えています。
私たち社会福祉協議会がめざすもの、社会福祉協議会の仕事を知っていただき、ともに活動に参加いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。