民生委員

ひとり暮らし高齢者などを訪問し、くらしに役立つ情報や手書きのメッセージカードなどを届けて見守ります。
※感染防止対策の上、一時的にマスクを外して撮影しています。

民生委員・児童委員は、ボランティア精神にのっとり、地域で暮らす人びとの身近な相談相手として、困りごとを抱える人と制度やサービスをつなぐ役割を担う、地域にとって欠かせない存在です。

民生委員・児童委員ってなに?

「高齢になっても住み慣れたこのまちで暮らしていけるかなぁ・・・」
「困ったとき、近所の誰かに助けてもらえるのかなぁ・・・」
「ひとりぼっちの子育てに不安、誰かに助けてほしい…」

困りごと、心配ごとなど、誰に頼ればいいか分からないときの地域の身近な相談相手
それが「民生委員・児童委員」です。
地域のつながりが希薄化している今こそ、民生委員・児童委員のチカラが必要
されています。

多くの委員が、活動を通じて誰かに感謝されたり、喜んでもらえたときや、委員同士の仲間ができたときにやりがいや喜びを感じながら、いきいきと活動しています。

誰かのため、地域のための活動を通じて、自分自身の新たな面を発見したり、さまざまなことを学んだり自己成長にもつながります。

あなたの子育てやお仕事での経験を、地域の子どもたち、子育て世帯、高齢者、障がい者のために活かしませんか。

大阪府内(大阪市・堺市を除く)約8千人、全国約23万人のたくさんの仲間が待っています。

民生委員・児童委員の位置づけ

民生委員・児童委員は、ボランティア精神にのっとり、厚生労働大臣から委嘱される非常勤特別職地方公務員に位置づけられています。

「民生委員・児童委員」という名称のとおり、すべての「民生委員」は、子どもや子育ての困りごとの相談にのる「児童委員」を兼ねています。

また、「民生委員・児童委員」のうち、とくに子どもたちや子育てに関する相談を専門にする「主任児童委員」として選任されている人もあります。学校などと連携して、「地域の子育て応援団」として、さまざまな活動に協力しています。

民生委員・児童委員は、市町村ごとに設置される推薦会において選任されます。

民生委員・児童委員の任期は1期3年間です。3年に1度、一斉改選が行われています。もちろん再任も可能ですので、長年にわたり活動を継続される方も多くあります。

活動に対する報酬はありませんが、活動にかかる一定の費用(交通費・通信費など)は支給されます。

活動中の事故やケガなどに備えた「民生委員・児童委員活動保険」各種見舞金制度など、万が一の場合をサポートする仕組みもあり、安心して活動できます。