『福祉に求められる品格と人間力』(マナー研修 1日目)
Brush Up Production ANys 代表の島津ゆう子さんを講師に開催されるマナー研修会。
福祉人材として大変重要な中堅職員の基礎マナーを振り返り、品格・人間力の高い福祉のプロフェッショナル育成を図ることを目的としております。今年度はフォローアップ研修も含めた2日間の研修日程で構成、1日目を6月17日に開催しました。
<研修内容>
①社会に求められる人間像
②マナーの重要性
③プロフェッショナルにできること
相手も自分も大切にする忠恕の精神を大切に、マナーとコミュニケーションを意識した「働きやすい職場」「利用者が求める場所」づくりを目指すことができる研修会となりました。
○講師プロフィール
島津 ゆう子 氏
Brush Up Production ANys 代表
http://shimazu-yuko.com/
大阪市出身。フリーアナウンサーとして活動する傍ら、講演や研修講師としてもマナーをベースに脳科学・心理学さらに量子力学を交え、官公庁・企業・医療・福祉関係や教育機関等の人材育成に携わる。New York、Los Angeles、香港など海外でも“日本流のコミュニケーション術”についての研修やセミナーを行う。品格・人間力の向上を目指す研修内容は「わかりやすくて実践的。自己肯定感が上がる」と新人からベテランまでファンが多い。
ライフワークでは、国内外の小中学校を中心に、マナーの意味と命の大切さを伝える心を育む授業「ゆう子リンのマナー」活動を行っている。これまでの受講者は海外を含め2万人を超える。さらに障害のある方の就職支援にも務めている。
“人生の主役は己自身”をモットーに、形式だけではなく、その“意味”と“心”を伝え、誰もが笑顔と笑声で自分も相手も大切に、忠恕(ちゅうじょ)の精神で人生が楽しくなる「島津メソッド」を提唱する。アナウンサーの現場経験を活かしたアドリブが得意。
参加者の声
学んだこと・感じたこと
自分はチームの中の一員であり、周りと助け合いながら、自分の役割を果たすということを学び、それを心に留めて仕事をすると意識が変わるだろうと感じました。自分の見ているものと人が見ているものは異なることも学び、価値観の違いはそのように生まれているのだと知ることができました。(保育)
「客観視」自分が話している言動を動画で見たときは、自分が思っていたものと違っていた。相手に与える印象にも目を向けて、直すべきところを改めていこうと感じました。「ポジティブリフレーミング」では、マイナス面をポジティブに考えるようにすることで、人間関係で良好にできるのではないかと感じました。(老人)
実践しようと思ったこと、感想など
自分の中で一番できていなくて、今後気をつけたいと思ったことは姿勢と目線です。伝え方によって相手に喜んでもらえたり、どう思うかは、自分の伝え方によるので、笑顔、目線を合わせることは必ず実践したい。 (老人)
マナー研修ということでイメージの中では堅苦しいものかと思っていましたが、実践の中で保護者対応や電話対応もあるので、話し方や表情など気を付けていきたいです。(児童)
自分の嫌なところやできないこと、相手の嫌なところやできていないことに目をやってしまいがちではあるが、本日の研修を通して自分や相手の良いところを見つける癖をつけていきたいと思った。(セルプ)
マナーの基本を伝える講師の島津氏 お辞儀の意味を再認識し、実践する参加者