11月19日に、産経新聞厚生文化事業団との共催で「知っておきたいLGBT」をテーマに、第2回集団指導者養成教室を開催しました。
今回は、株式会社トロワ・クルール代表取締役であり、LGBTコンサルタントの増原裕子氏をお招きし、「多様性が尊重される社会」の必要性について学び、属性に関わらず生き生きと輝ける社会の実現について考える研修会となりました。
LGBTアクティビスト/コンサルタント。株式会社トロワ・クルール代表取締役。
2011年よりレズビアンであることをオープンにして社会に対して積極的に発信をしている。
2015年渋谷区パートナーシップ証明書交付第1号(2017年末にパートナーシップ解消)。
慶應義塾大学大学院修士課程、慶應義塾大学文学部卒業。ジュネーブ公館、会計事務所、IT会社勤務を経て起業。ダイバーシティ経営におけるLGBT施策の推進支援を手がける。経営層、管理職、人事担当者、営業職、労働組合員等を対象としたLGBT研修・講演の実績多数。著書に『ダイバーシティ経営とLGBT対応』『同性婚のリアル』等5冊がある。
受講者から増原氏へ質問 グループになり、他種別で話し合う様子
参加者の声
トランスジェンダー対応の課題について学べたことが、特に良かったです。職場でのカミングアウトはなかなか難しい問題だとは思いますが、職場にハラスメントのない環境が作られることが大切だと感じました。 (母子)
先生の話すテンポもよく、聞きもらすことなく集中して話を聞けました。当事者としての話も含められていたので、とても理解しやすかったです。ワークショップでは、自分とは違う種類の施設や業種の方の話が聞けて、色々な場面での課題を考えることができました。 (成人)
日常の中で何気なく使っていた言葉がLGBTの方々を傷つけていたかもしれないと思うと、ぞっとしました。今日の研修を機に受け止めていけたらと思います。 (医療)
実際に当事者である増原先生にお話を伺うことができて、とても参考になりました。普段当たり前に思っていた保護者の父、母という存在、職員のジェンダー、日々過ごす子どもたちの性について、改めてひらかれた気持ちで受け入れていきたいと思います。ありがとうございました。「Ally」ステッカー使います。 (保育)