大阪府内(大阪市、堺市を除く)の約8,000名の民生委員・児童委員が加わり、49の市町村民生委員児童委員協議会をもって組織された団体です。
大阪府内の民生委員・児童委員への活動支援や研修、調査研究活動などを通じ、子育て中の家庭、高齢者、障がい者、経済的に困窮されている方をはじめ、あらゆる人の福祉の向上と、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを目的に、大阪府内の民生委員・児童委員による活動を推進する団体です。
平成21年から、民生委員・児童委員以外の理事・監事を導入し、 事業運営の透明性とともに民生委員・児童委員活動のPRの強化を図っています。
大阪府民児協連は、大正7(1918)年に大阪府で方面委員制度が創設され、100周年を記念し、大阪府内における民生委員・児童委員活動が今後ますます充実し、安心して暮らせるまちづくりを地域の中に広げていくことができるよう、スローガンをつくりました。
大阪府民生委員(方面委員)制度創設100周年記念事業の一環として、調査研究委員会を組織し、「社会的に孤立している人々への支援にむけて」をテーマに平成29年度に調査研究を行いました。その成果として『調査研究事業 報告書』を発行し、社会的に孤立している人々への支援にむけての取り組みとして、下記の通りまとめました。まとめた内容を大阪府民児協連における活動強化方策として位置づけ、大阪府内の市町村民生委員児童委員協議会とともに取り組みを推進しています。
地域での連携した見守り支援の推進を図るため、平成29年度に大阪府市町村社会福祉協議会連合会と協議の場を持ち、見守りに必要な情報共有のあり方や民生委員・児童委員が地区福祉委員や自治会等と一緒に地域で活動していく中で必要なことなどについて協議を重ねました。
そして、「わたしたちは、情報共有をすすめ、住民のつながりづくりをはじめとする地域全体の見守り支援に取組みます」として、協働アピールを締結しました。
大阪府民児協連では、民生委員(方面委員)制度創設100周年を盛り上げていくために、 そして、民生委員・児童委員を知ってもらい、役割を理解してもらうきっかけとなるよう、キャラクターをつくりました。
東京都民生児童委員連合会の「ミンジー」ご当地版です。ミンジーは民生委員の「みん」と児童委員の「じ」をとって、「ミンジー」と名づけられました。
集団生活を営む中で、みんなで協力して子育てをするペンギンをイメージキャラクターとして起用し、「地域における支え合いをめざす」「社会全体で子育てを応援する」活動に取り組む姿を表しています。
「大阪ブルー」のはっぴを着て、左胸に民生委員バッジをつけています。
「子どもさわやか賞」は、児童の生活が困難な状況にあっても家庭や学校において積極的な生活を送っている子どもや、自主的に地域活動やボランティア活動等にいきいきと取り組む子どもたちに対して、 大阪府民生委員児童委員協議会連合会より贈られる賞です。