令和6年度リーダー養成教室
共催:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
開催日:令和6年10月25日(金)14:30~17:00
会場:たかつガーデン
企画・講師:株式会社CoAct 代表取締役 渡嘉敷 唯之 氏
研修レポート:
「実地訓練からBCPを学び見直す 施設・事業所を守るための体験型研修」
10月25日、従事者部会リーダー養成教室を開催いたしました。
今回のテーマは 「BCP(事業継続計画)」 。
もし災害が起こったら、どう動けばいいのか? 事業所のBCPはしっかり機能するのか?実際の訓練から学ぶ 、とても実践的な内容で企画させていただきました。
講師は、全国の福祉施設でBCP策定支援を行う 渡嘉敷 唯之(とかしき ただゆき)さん 。第1回集団指導者養成教室でも講師をしていただき、引き続き依頼させていただきました。東日本大震災をきっかけに、防災やBCPの重要性を広める活動をされている方です。
この研修では従事者部会常任委員もフル稼働。当日に渡嘉敷さんから受けた各訓練ブースのレクチャーを自分自身に落とし込み、受講者に丁寧に説明していました。
受講者からは、「スタッフも専門の方ですか?」と言われ、「いえいえ、皆さんと同じく施設職員です!」という場面が何度も訪れました。
研修内容(ブース)
・災害対策本部・救護所・福祉避難所(帰宅困難者対応)・業務縮小・受援体制・避難準備・避難・災害時の補償


開講式のようす↑ ↑災害対策本部の設置


停電時を想定した暗闇での応急トイレの設置
ここまで実践に基づいたのは初の試み、常任委員が総力を上げて無事開催することができました!皆さんお疲れ様でした。
【受講者アンケート】
・とてもいい研修に参加させていただきありがとうございました。普段から準備しておかなければと思っている内容でありながら、実際にどのような状況になるのかをイメージでしか分かっておらず、今回の体験型の研修は大変良かったと思いました。研修に参加させてもらった自分だけが感じているだけで終わらさず、他の職員もみな同じようにBCPについて真剣に考える必要があるなと思いました。(セルプ部会)
・あまりBCPプランについて考えたことはなかったのですが、今回参加して、いざ災害が起こった際に全職員がまた職員の家族が困らず迅速に行動できるようにするためのとても大切なものであると実感しました。当施設のBCPプランがどうなっているのかをしっかりと把握し、今回学ばせていただいたことで取り入れられるもの改善したほうが良いもの、またしっかりとプランが立てられているものは何かを話し合いたいと思います。(児童施設部会)
・災害時は決して1人ではできないということ。そしてその時に臨機応変に対応するためには引き出しをどれくらい持っているかも重要だと改めて感じました。助けてもらうための準備も勉強になりました。この体験型の研修もっと広まってほしいです。園内でも工夫してやってみます。(保育部会)
・自分で考えてチームとしても動く体験型が楽しかったです。(保育部会)