令和6年度 従事者部会 共済会との共催事業
共催:一般社団法人大阪民間社会福祉事業従事者共済会
開催日:令和7年2月20日(木)15:00~16:30
会場:ドーンセンター
講師:株式会社山口達也 代表取締役 山口 達也 氏
研修レポート:「ゼロからの再出発 ~ともに支え合う社会を目指して~」
2月20日、ドーンセンターで 従事者部会主催の講演会を開催しました!
この講演会は、(一社)大阪民間社会福祉事業従事者共済会との共催で、
毎年著名人に講演いただく、大好評企画です。
今回の講師は、全国で依存症の理解を広める活動をされている、山口達也さん!
アルコール依存をはじめとする 「依存症」という社会課題 について、
山口さんの様々な経験や当事者の視点から、リアルな話を交えてお話しいただきました。

開講式(計160名の施設職員の方に参加いただきました!)
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講演のポイント
○依存症は「本人だけ」の問題ではない
「依存症」は本人が苦しむだけではなく、 家族や職場の人にも影響 を与えます。
「意志が弱いから」ではなく、 病気として正しく理解すること が大切だと学びました。

○ 回復には「支え合う環境」が不可欠
「一人で克服しようとすると、かえって悪化してしまう」
回復には、周囲のサポートが欠かせない ことを改めて実感。
支援の現場でも 「孤立させない関わり」 がとても重要です。
○「誰もが支え合える社会」をつくるには?
•相手を決めつけない → 依存症の人を「ダメな人」と思わない
•相談しやすい雰囲気を作る → まずは「話を聞く」ことから
•小さな変化に気づく → いつもと違う様子に敏感になる
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講演を終えて…
山口さんのお話を聞いて、「依存症」って特別なものではなく、
誰にでも起こりうること なんだと感じました。
「困ったときに頼れる場所がある」「支え合える環境がある」
そんな社会を目指して、 私たちもできることを考えていきたいですね!

山口達也さんの公式X(旧Twitter)にも講演会について投稿いただいておりました。
今年度最後の研修事業として、常任委員が協力し研修会を運営いたしました。
また来年度もよろしくお願いいたします。