第3回集団指導者養成教室
『東日本大震災を体験・・・そして 今 』
令和6年2月7日(水)13時00分~15時00分、市民協働による地域防災推進実行委員会 代表 小岩 孝子氏を講師に迎え、災害時の取り組みや社会福祉施設の役割について講義いただきました。平成27年度・平成30年度に開催し、反響いただいたため再開催の運びとなりました。
講義では、東日本大震災で、現地で問題になったこと・取り組まれてきたことから、社会福祉施設としての役割は何なのかを考えました。グループワークでは、「仙台発そなえゲーム」という、参加者一人ひとりが架空の住民になって災害に備えるために、自分や地域に何が必要か・何ができるかについて考えるワークを行いました。
46名の方に参加いただき、防災・減災について改めて考える機会となりました。
~参加者の声~
・能登半島地震のこともありとても興味深く聞かせていただきました。講師の先生のお話も分かりやすく、ボードゲームをしてるような感覚ながら、実際何が必要か、何が大切かを考えることができました。南海トラフ地震に備え、現状や対策を意見交換できたことも大変よい機会になりました。自分自身の防災に対する意識も変わりました。この研修で学んだことを自分の施設に持ち帰り、できることから取り組んでいきたいと思います。
・それぞれの事業所での取り組みや災害時に備えた連携についても学べたのでよかったです。
・防災について話し合いながら住みやすい街について考えられたので大変勉強になりました。小岩先生の講義も実際の経験をもとに話されていてとても感銘をうけました。明日来るかもしれない災害に備えて施設でも見直していきたいです。
・自施設に戻ってから災害BCPの研修を実施するにあたり、参考にできることはないかと、研修に参加しました。そういう観点から考え、参加者に防災意識を高めてもらうにはどうすればよいか、大変気づきが多く、有意義に感じました。特にグループワークで、普段の自分とは違った立場の名札をかけて、災害への備えを考えてもらうという部分が、災害計画のブラッシュアップと、参加者の意識付の両面から、効果が高そうだと思いました。
~研修会のようす~