ふくしおおさか2024年4月号
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✿人とつながる仕事中学生の頃から福祉に興味があり、福祉系の大学に進学しました。大学のゼミや実習で、地域福祉を学び、いろいろな人とつながりをつくり、支援できる仕事に魅力を感じ、社協職員の道にすすみました。現在は、民生委員児童委員協議会の事務局や共同募金運動、福祉委員会や小地域ネットワーク活動を担当しています。✿ともに達成感を味わう周年行事や研修など、初めて取り組む事業はどうしたらいいのか迷うこともあります。そんな時は、先輩職員に相談し、アドバイスをもらっています。民生委員・児童委員のみなさんと一緒に事業を企画し、成功した時は達成感を感じます。みなさんからの「ありがとう」もとてもうれしいです。✿地域の一員に大切にしていることは、会って話をすること。地域の人ももちろんですが、行政など関係機関にもできるだけ相手の表情をみて話すように心がけています。ズームアップズームアップ笑顔咲かせる人ZOOM UP!ZOOM UP!さん5地域の人と少しずつ関係性ができていき、自分を頼りにしてくれる人がいてくれること、知り合いが増え、地域の一員になれてきていることもこの仕事のやりがいです。✿全力でサポート地域活動の担い手確保が難しい中で、民生委員・児童委員のみなさんの負担を減らすためにどうしたらいいのか、活動の充実と負担軽減のバランスをいつも考えています。事務的なことは社協職員が行うなど委員のみなさんが活動しやすくなるように、今後もサポートしていきたいです。✿笑顔でつながる場を地域の人が自ら作り出した取り組みは継続していくなど、地域の力を実感しています。世代間交流など誰もが笑顔でつながりを作れる場所をこれからもいっしょに作っていきたいです。 このコラムでは、福祉の職場でイキイキと働く人を紹介し、仕事や人の魅力を伝えます。今回登場するのは、入職9年目の北山さん。やりがいや今後の抱負について聞きました。社会福祉法人守口市社会福祉協議会北きた山やま 晴せいふくリン地域で活躍するNO.44このコラムは、地域で活躍する民生委員・児童委員(以下、民生委員)さんにスポットを当て、その方の思いを紹介します。今回は、働きながら会長として活躍する小林さんにインタビュー。活動で大切にしていること、今後の抱負について聞きました。●地域へ恩返し長年、小中学校で勤務していた経験を生かし、現在もスクールサポーターとして働いています。民生委員になったのは40代の時。生まれ育った地域に恩返しがでればと引き受けました。地域活動を活発にしたいと、フラワーデザインや折り紙の講師として、高齢者や子どもたちにも教えています。地域に楽しみの輪が広がるのを感じています。●信頼関係を大切に大切にしていることは、信頼関係をつくること。担当地区の高齢者に地元の天満宮の節分の福豆を毎年お配りしています。本人だけでなく家族からもお礼を言われることが本当にうれしいです。 また、地域の人にも、一緒に見守ってもらっています。ゴミが出ていないなどすぐに連絡をもらうことで、警察や家族への緊急対応をすることができました。●みんなdでe参加仲間の委員の協力的な態度に感動し、勇気づけられているという小林さん。 急に決まった新1年生の下校時の見守りに協力できる人をLINEで呼びかけたところ、すぐに参加の連絡がきました。おそろいのジャンパーを着て活動することで、民生委員が身近にいて、相談できることを地域に周知していきたいです。●笑顔dでe対話学校との連携は、給食時の補助、町探検や、家庭科の授業の実習支援など多岐にわたっています。学校をはじめ、関係機関とも笑顔で対話することで、つながりの輪(活動の幅)が広がっています。コロナ禍で中止していた子育てサロンを全地区で再開するなど、委員のみなさんとこれからも笑顔でがんばります。みみ美美やしやし林林ゆゆ 有有こばこば八尾市八尾市小小ここ子子(民生委員歴23年)(民生委員歴23年)Q質問数珠つなぎVol.43 田中さんから質問民生委員になってよかったことは?A訪問した時にもらう「ありがとう」の言葉。元気になれます。さんさん 小林さんの回答さん第697号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいています人がつながり 笑顔がうまれるvol.32

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