ふくしおおさか2025年11月号
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多様化する活動拠点さんQ9第705号 第705号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいていますこの広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいています     大阪府内の地区福祉委員会の多くは、活動拠点を設けて取り組みをすすめていますが、時代や環境の変化で、活動拠点・場所の確保が難しい地区も出てきています。今回のようなお寺のほかにも、空き家や公営住宅、社会福祉施設を利用している地区もあります。地域のつながりを大切にする社会の実現に向け、すべての人が気軽に参加できる地域の拠点づくりが求められます。● 活動拠点がない 8 市町村● 活動拠点がある 33 市町村● 空き家をリノベーションして ● 旧学童跡地での晩御飯サロンくろくろかわかわさなえさなえきょうし(活用例) 活動拠点とした世代間交流表紙デザインコンセプト【つなげ!】 ボランティアは出会いの場。ひとりひとり、いろいろな角度からみえるその人のカラーは、唯一無二の輝きを放っています。そんな周りの人と、自分自身と、お互いを認めあい『手をつないでいこう!』 hand in hand !【 問 合 せ 先 】大阪府ボランティア・市民活動センター(06-6762-9631) このコラムは、地域で活躍する民生委員・児童委員(以下、民生委員)さんにスポットを当て、その方の思いを紹介します。 今回は、困った時の相談相手として頼られる存在でありたいと話す黒川さんにインタビュー。活動で大切にしていること、今後の抱負について聞きました。長年、地元の孝子小学校(現在休校中)で勤務していたこともあり、孝子地区の9割以上の方のお顔が分かります。それをきっかけに、自治区長さんから推薦があり、民生委員になりました。孝子地区はあわせて約130世帯ほどで、比較的小さい地域ですが、地域の方との顔の見える関係性は大事だと考えています。地域には、サロンなどの集いの場が開かれていますが、その日の天候や足腰の不安などで参加ができない高齢者や、そもそも地域に出ることをためらう方もいます。そういった方のご自宅へ訪問した地区福祉委員会における活動拠点の有無と活用例NO.50川川 早早苗苗さんさん 黒川さんの回答 など※令和 7 年 3 月 31 日時点(対象:府内 41 市町村社協)地域で活躍する● 住み慣れた自宅で長く過ごすために● きっかけは 9 割以上が顔見知り● 自宅訪問で安心を岬町岬町 黒黒お米です。意識的に食べない方もいらっしゃるとは思いますが、日本の食卓には欠かせないお米のように、地域にとって必要とされる存在になりたいと考えています。~ 11月販売!~際には「今日は誰とも話してなかったし、うれしい」と感謝の言葉をいただくことも多く、私もやりがいを感じています。平日に訪問すると、通院やデイサービスの利用などで不在の時が多いので、土曜日や日曜日に訪問するなど、一人ひとりに合わせたタイミングでの訪問を心がけています。岬町は大阪府内でも特に高齢化が進んでいる町ですが、地域の方から「できる限り自宅で暮らしたい」という話をよく伺います。例えば、転倒による骨折や入院をきっかけにこれまでの生活が難しくなることがあります。そのため、「こけないように」を合言葉に、サロンや自宅訪問などの活動で、健康維持や生きがいづくりに貢献しています。地域の方が住み慣れた我が家で安心して暮らし続けるために、私は何ができるのか、日々考えながら活動に取り組んでいます。 2年間使用できる寄付つき手帳です。1冊400円(税込)の内10円が赤い羽根共同募金に寄付されます。 あなたも『手帳からボランティア』してみませんか?(民生委員歴11年)(民生委員歴11年)Vol.49 尾崎さんから質問民生委員の活動を食べ物や飲み物に例えると?A質問数珠つなぎないある【OSAKAボランティア手帳】

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