ふくしおおさか2025年11月号
5/12

●NeねkっこkotとoOhおaはなna孤立しない居場所を支援をつなぐ〝HUB〟をめざして…『道しるべサロン』はNekkoto真野代表は「情報が届かず孤立しが「不登校の子どもに関する支援はもちろん大切だが、その親を一人ぼっちにしたくない」。そう語るのは、NekkotoOhana代表の真まの野以上、不登校の子どもや家庭を支援してきた経験から次のように話します。「子どもが不登校になると、家庭が閉鎖的になり、情報が届きにくくなることで『自分だけが悩んでいる』と思ってしまう親は少なくない。だからこそ、一人で抱え込まずに話せる場所の必要性を痛感した」。『NekkotoOhana』は令和5年から活動を開始し、普段は小学生から22歳までの子どもの居場所づくりや親同士の交流の場づくりを実施しています。子どもの居場所づくりの利用者からは「自分のペースで安心して過ごせる」といった声や、親の交流の場づくりの利用者からは、「同じ境遇の方と悩みを共有することで、自分だけが悩んでいるわけじゃないと感じた。不安が解消できた」といった声があがっており、利用者にとって、安心できる場所となっていることが伺えます。令和7年4月、池田市社協が主催する“共生のまちいけだプラットフォーム”から、不登校の子どもを支援する団体や支援者同士が情報交換できるコミュニティ、『道しるべサロン』が生ま潤じゅこ子んさん。池田市教育センターで10年5第705号 第705号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいていますこの広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいています れました。Ohanaが実施主体となり、池田市内の5つの中学校区に不登校の親の会を作り、それらをネットワーク化する『HUBプロジェクト』をすすめています。ちな保護者をつなぎ、学校ごとの支援格差をなくすためには、子ども・保護者・学校・行政がフラットに話せる場が必要。道しるべサロンはそれらをつなぐ、まさに“HUB”の役割を担っている」と話します。また、「私たちは不登校の子とその家族が地域の中で安心して暮らせる社会をめざしている。将来、不登校の家族への支援が日本中に拡がるとうれしい」と今後の思いを話します。にしごおりみ わほ あ しにじいろみらい基金のHPがリニューアル!ぜひチェックしてみてください!HUBプロジェクト池田市内の不登校の親の会をネットワーク化活動を支えるメンバー左から錦織美和さん、真野潤子さん、帆足ちあきさんパン作り教室を実施!(居場所づくり)お寺で勉強会を実施!(居場所づくり)未 来にかける

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る