ふくしおおさか2025年11月号
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ささ2人材ご吾福祉の職場体験、福祉のおしごとはコチラから無資格・未経験からのスタート利用者のセカンドライフを潤ったものに憧れのリーダーにブランクを乗り越えてま磨き幸お人ホームの緒不動産業界で営業職をしていた緒方さん。福祉業界で働く家族の勧めもあり、思い切って転職を決意しました。職場選びではホームページや転職サイトなどから、特に良い雰囲気だと感じた和悦会を選びました。無資格・未経験で不安なことを伝えると、「パート勤務から始めてみよう」と寄り添ってくれたことが入職の決め手に。最初は先輩から仕事を教わるとともに、他のスタッフの働きぶりを観察し、早く仕事を覚えることを心がけていました。そんな緒方さんの働きぶりが認められ、わずか1カ月人事考課制度では、スタッフが直属の上司と『自らの成長の目標設定』を行い、その目標に近づけているかを評価します。『新人職員が夜勤に入るまで』『中堅職員が初めてリーダー職に就くとき』など、職員がステップアップする段階はたくさんあります。何事もいきなり任せるのではなく、本人・上司がしっかりと話しあい、自他ともに次のステップに進めるとなった段階で、はじめて任せるようにしています。また、スタッフによって仕事への向きあい方や大事にしているポイントは異なります。例えば、マネジメントをしてみたいと思う人もいれば、自分の業務に集中したいという人もいます。本人の考えや思いを考慮し、適切な声掛けを行うことを法人として意識しています。そのため、介護職に復帰することを以前に介護職をしていたときに比で正社員になりました。また、実務者研修の費用負担を行う、法人の資格取得支援制度を活用することで介護福祉士取得にもつながりました。毎日、利用者を見守っているうちに、普段とのわずかな違いにも気づくことができるようになってきました。例えば、ある利用者が歩行中にふらつきが出ていたため、上司にすぐ報告し、入院・適切な治療につながったこともありました。そういった日々の積み重ねが評価され、来年からセクションリーダーを任されることをうれしそうに語る緒方さん。「入職当時から何かあったらその人に聞けば大丈夫!という憧れの先輩がいます。自分もそんなリーダーになりたいと思います」と今後の意気込みを話しました。竹安さんは介護福祉士の専門学校を卒業後、介護業界に就職しましたが、さまざまな経験をしたいという思いから他業界へ転職。複数の業界を経て、エステ業界で働いていたときに、コロナ禍によりお店の休業が続きました。決め、同じく介護職の姉が在籍する和悦会に入職しました。復帰直後はブランクがあったため、不安もあったそうですが、法人の研修制度が充実していることで、安心感につながったと言います。べ、要介護度が高い方が多く、復帰直後は利用者の言動に自身の気もちが左右されることもあったとのこと。そんなとき、上司のアドバイスなどから、利用者の生い立ちを知り、言動の意味を考え、『この話で表情が柔らかくなった』などの情報を職員間でこまめに共有することを意識しました。すると、利用者の笑顔が増え、「いつもありがとう」と声かけをしてくれるように。その瞬間、「介護職員に復帰して良かった」と感じたそうです。現在はリーダーとなった竹安さん。「利用者の第2の人生を潤ったものに」という思いでチームとして日々業務に取り組まれています。は び き のゆう優ゆ安優しん本真短時間の夜勤も働きやすさのポイント!5月に育休復帰!仕事と両立できています緒方さん竹安さんつつくくるるこことと人人事事考考課課制制度度==成成長長のの機機会会をを他業界への転職は勇気ある一歩が必要です。今回は他業界から介護職へキャリアチェンジわをした、社会福祉法人和えつかい悦会 羽曳野特別養護老がた方たけやすん(6年目)・竹ん(6年目)に話を伺いました。また、理事長のむらもと村さんには、法人の人材育成に対する考え方をお聞きしました。村本理事長

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