ふくしおおさか2024年特別号
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プロをめざすプロをめざす高校生高校生ⓒOSAKA BLUTEON3高校3年生でプロとしてデビューした当初は、すごく緊張したことしか覚えていないです。ただ、その試合で失敗したらどうしようとかいう感情はありませんでした。 「やれることは決まっているからできることを全うする」、「自分の力が通じるか通じないかだけだ」と思っていたので、本当にシンプルに戦いました。同級生にも活躍をほめられてうれしかったです。先生に邪魔にならないならと許可をいただき、一番仲がいい友だちと授業中にトレーニングをしたことなど楽しい思い出がたくさんあります。ずっとバレーボールをやってきて、はじめて世界大会に出場したときに、世界とのレベルの差を感じました。選手としてのレベルをあげたいと思い、プロに転向することを決意しました。プロになって実感したのは、自分次第で道は切り開くことができるし、妥協すればそのレベルでとどまるだけということ。できることからはじめ、毎日少しずつ成長していくことができれば、新しい自分を見つけることができる環境へと周囲も変化していきます。今振り返ってもすごく良い選択だったと思います。「バレーボールはもっとうまくなれる」と自分自身で強く思いながら努力をつづけています。昨日の自分を超えることを目標にすると、自分のやらないといけないことが明確化されます。今取り組んでいること、これから挑戦することに誠実に日々を積み重ねることで、必ずこれから先の人生が変わっていきます。いつも支えてくれている家族や仲間は自分のモチベーションの原動力であり、本当に感謝しています。失敗を恐れない夢夢昨日の自分を超える自ら道を切り開く

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