ふくしおおさか2024年4月号
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大阪授産事業振興センターこども園の取り組む地域貢献住民や企業との連携を生かして買って、食べて、使って私たちにお任せください!しまもと里山認定こども園は地域に開かれた園をめざし、子ども食堂や、居場所事業、産前産後サポート事業など、社会福祉法人の強みを生かした地域貢献事業にも熱心に取り組んでいます。子ども食堂は令和3年に月1回からはじまり、今は月2回定例で開催。大人や他市からも参加可能で、これまで延べ2千人以上が参加しました。園長の大おお谷たに智ち光こうさんは言います。「食堂事業に限らず、子どもを中心にさまざまな世代の方が参加できる機会を作ることこそ、社会福祉施設が取り組む意義と考えます。他市の方からの問い合わせにも、いろいろな提案ができるよう考えています」。令和5年10月からは、園の隣にあった空家をリノベーションし、スマイルサポーターや保健師等の専門相談、サークルや講座の開催、産後デイケアなどトータルで親子をサポートする事業「はぐ」をはじめました。また、同敷地内に子育て家庭を応援する新たな取り組みとして、こどもの居場所「もざいく」も開設。学校に通いづらくなった小学生から高校生までを対象に、現在、毎日5人程度が通っています。子どもたちの中には家庭での居づらさから、開所時間前にやってくることも。落ち着いた環境で過ごし、職員や友人と話すことで表情も変わっていき、今ではなくてはならない居場所になっています。「もざいく」で子どもたちと調理する食事には、地域住民や地元企業からの寄贈食材などを活用。寄贈品は島本町社協でもストックするようにしており、社協に相談のあった方などへ渡すなど活用のネットワークが町内で広がっています。「『はぐ』や『もざいく』も、地域のボランティアや行政、地元の企業や社協とも一緒に実施していく取り組みだと考え、積極的な連携をめざしています」と、大谷園長。さまざまな世代や世帯の方への支援や、地域のつながりを生かした実践にも力を入れています。平均工賃月額は13,681円(令和4年度、大阪府HPより)で全国ワースト1となっています。そんな中、私たちの暮らしの中でちょこっとできるサポートがあります。から購入すること!設では、さまざまな製品を作っており、販売して得た利益が施設利用者の工賃となります。障がい者の就労・社会参加につながります。内の授産活動を支援する各種事業を展開しており、メイン事業として、会員施設で作られた製品を販売するバザーがあります。お借りし、年に10回以上開催。毎回、会大阪府の就労継続支援B型作業所のそれは、お菓子や雑貨を「福祉施設」障がい者の就労支援を行っている施福祉施設の商品を購入することで、大阪授産事業振興センターでは、府府内のイベントや、商業施設の一画を員施設が自慢の商品を持ち寄り、賑わいをみせています。直近のバザーは、4月17日(水)~19日(金)にインテックス大阪で開催する、バリアフリー展会場で催します。来場された際には是非、バザーブースにもお立ち寄りください。みなさんのお気に入りがバザーをとおして見つかりますように! 頑張っています頑張っています大阪授産事業振興センターバザー開催情報はこちらから検索10施設通信バリアフリー展のようすバリアフリー展のようす大阪しあわせネットワークでは、さまざまな地域貢献に力を入れています。今回は(福)照しょう治じ福祉会 しまもと里山認定こども園(島本町/保育部会)の地域貢献事業(公益的な取り組み)を紹介します。「もざいく」で子どもたちと職員が一緒に調理障障ががいい者者のの就就労労・・社社会会参参加加ををササポポーートト!!社会福祉法人の地域貢献社会福祉法人の地域貢献

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