ふくしおおさか2023年特別号
7/12

ピンチをチャンスに大学生が地域に貢献⁉コラボがカタチになる日本一元気なまちにたボランティア。大学生も授業はリモート。大学に通って友だちと話をすることもできない。その2つの思いが大きな原動力となり、新たな活動がうまれた。する“リモートボランティア”(以下リモボラ)。高齢者が多いボランティアにとっては、まさしく未知の世界に向けた新たな一歩だった。コロナで活動が停止してしまっ何とかして人とつながりたい。それがオンラインで活動を配信社会福祉協議会(以下社協)では、コロナで収入が激減した飲食店とアルバイト収入が減った大学生を応援する、﹁地域応援団プロジェクト﹂を立ちあげた。地域の飲食店の割引クーポンをもらった大学生は、地域福祉活動やボランティアに参加する。社協のボランティアコーディネーターが大学生と地域をつないだ。地域の高齢者と学生ボランティアの交流がうまれ、きずなに変わっていった。そして地域をよくしたいと学生ボランティアグループ﹁輪﹂が誕生する。リモボラを進めるうえで必要なのは知識と技術。スマホにもなじみのない高齢者のために、学生ボランティアが全面的に協力し、勉強会の講師やリモボラ配信のサポートを担う。   令和4(2022)年には、リモボラ展を開催。ボランティアグループ同士がコラボし、活動を披露した。SNSでつながった他県のボランティアが当日来場するサプライズも。視聴者との双方向のつながりもうまれ、うれしい結果になった。次の目標は健康。学生も高齢者も誰でも健康が第一。そこで、整形外科医の長谷川医師に協力を依頼した。市内のコミュニティ会館などの拠点をオンラインでつなぎ、健康講座を配信。拠点には多くの住民が集い、その地域のボランティアが配信をサポートしている。今後は、ボランティアが歌や演奏をつけた長谷川医師考案の“カピバラ健康体操”を広げていきたい。オンラインであれば、全世界に発信できる。つながることができる。誰もやったことがないことをみんなでつくりあげ、日本一元気なまちにする。蔡さん李さん一歩先をめざして財産つながりが健康体操を伝えたい7第694号この広報紙の作成には共同募金助成金を活用させていただいています学生ボランティアグループ「輪」紹介動画はこちら!小柴さん坂本さん牛尾さん安田さん活動に参加し、君もヒーローに大人と活動することで視野や知識が広がるボランティアは楽しい 中渕さん将来のビジョンや生き方を学べる生駒さん興味があることから積極的にみんなにリモボラ展はじまるよ~!石川県から来ました♪

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る