~枚方市社会福祉協議会~枚方市社協では、平成30年の大阪北この経験から、職員への周知や行政、参加者がeコミを使って架空の情報今後、防災訓練以外の日常業務でも、~吹田市社会福祉協議会~吹田市社協では、地域のサロン情報を更新する際にeコミを導入し、ホームページ上でマップを公開。コロナ禍でサロンなどが活動自粛になった際には、吹田市社協施設連絡会と連携して子育て支援動画などを作成し、eコミを使って活動を発信しました。eコミを使って「いつでも・どこでも・誰でも」情報を知ることができるため、住民の地域福祉活動への参加支援や、地域づくりに活用されています。社協業務においても、生活支援活動を行うボランティアと相談者のマッチングに導入されています。日頃の地域福祉活動で住民にとって身近なツールになりつつあるeコミ。今後も地域福祉の推進に向け、一層の活用が期待されます。eコミで府内の状況共有を防災訓練におけるeコミの活用例地域住民向けマップの活用例eコミは、防災科学技術研究所が開発したICTツールです。情報を地図上に表示させる「マッピング機能」と複数人(団体)で掲示板のように情報共有をする「ポータル機能」の2つがあります。eコミは「大規模災害に備える情報の収集・発信」を目的として導入され、運用がすすめられてきました。府社協では、令和4年度に実施した災害ボランティアセンター(以下、VC)の運営シミュレーションで災害状況の把握にeコミを活用し、有効性を再確認しました。府内共通のツールを利用することで、日常・災害時を問わず状況を共有できる体制を構築しています。部地震の際、災害VCを立ちあげました。情報集約や共有のためeコミを導入し、業務の効率化をめざしましたが、操作可能な職員が限定され、情報共有の遅れや実践的な活用に課題がみられました。NPO団体との日頃からの連携の必要性を感じ、現在は年1回、協働で防災訓練を実施しています。を地図上に入力するなど、災害時の運営方法を想定しながら取り組んでいます。職員がeコミを自然と活用できるような工夫が検討されています。★は、福祉施設やボランティア団体の活動場所を示すマークです。★をクリックすると、基本情報や写真、動画などの詳細が閲覧できます。近年、スマートフォンやタブレットなど、ICTツールが身近になりました。社会福祉協議会(以下、社協)においても、業務の効率化・省力化に向けて導入が進んでおり、府内社協間での情報共有への活用に期待されています。今回は、府内で広がりをみせているICTツール、eコミュニティプラットフォーム(以下、eコミ)とその活用例を紹介します。液状化ハザードマップの導入もクリック1つで可能地域のひろば×ボランティアOSAKA 8 ツールツールをを身近身近なな存在存在ににICTICT~eコミュニティプラットフォームの活用例~
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