災害VC設置訓練定例会議震でした。箕面市では最大震度6弱を記録し、箕面市社会福祉協議会(以下、市社協)は22日間にわたり災害VCを設置しました。現地には、のべ110人のボランティア(以下、V)が駆けつけ、転倒した家具の整理などで活躍しました。一方で、屋根のブルーシート貼りや石灯籠の修理など、一般のVでは対応できないケースも多くみられました。また、資機材の保管場所や情報伝達の不足などの課題があがり、災害VC運営において、市社協職員中心の体制では大規模災害に太刀打ちできないことや、多団体の協働による運営の必要性を実感しました。した。ムみのお(市の地域防災計画で定められた災害VC設置指定場所の指定管理団体)、箕面青年会議所、箕面ライオンズクラブの4団体です。施設、コミュニティFM、教会、行政など、16団体が参画団体として活動しています。きっかけは、平成30年の大阪北部地NWは令和3年7月31日に発足しま現在の企画団体は、市社協、フォーラVC登録団体や生活協同組合、商業大阪北部地震の経験から協働によるNWの発足「各団体が協力できること」についてグループワークで情報共有ボランティア保険加入手続きのシミュレーションボランティアと地域の困りごとをつなげるマッチング作業のシミュレーション地域のひろば×ボランティアOSAKA大阪北部地震での災害ボランティア活動のようす大阪北部地震での災害ボランティア活動のようす各地で地震が頻発しており、南海トラフ沖地震は30年以内の発生確率が70~80%と気象庁が発表しています。大規模災害では、すぐに他市他県からの支援が見込めないことが想定され、各地のボランティアセンター(以下、VC)は地域協働型の運営をめざし、平常時から多団体での顔の見える関係づくりをすすめています。今回は、箕面災害支援ネットワーク(以下、NW)の活動をご紹介します。 6~平常時からの顔の見える関係づくりを~地域協働型災害地域協働型災害ボランティアセンターボランティアセンターの取り組みについての取り組みについて
元のページ ../index.html#6