「TOYONO COLLECTION」だれもが参加できるファッションショーファッションショー代表するイベントの一つがこれは、施設の利用者とその家族、地域住民がモデルとなり、本人の思い出や希望をヒヤリングしてコーディネートしたドレスや着物を身にまとい、ランウェイを歩くファッションショー。人をアピールすることで地域を盛りあげる、法人を代表するイベントだ。2019年に町立ユーベルホールで開催した際は、モデルや関係者、観客を合わせて約400人が参加。モデル一人ひとりに寄り(福)豊■■悠福祉会祥■雲館は、町民のおよそ2人に1人が高齢者の大阪府豊能町で、地域に根ざし、人と地域を元気にするプロジェクトを行っている高齢者・障がい者施設だ。そんな、パワフルな施設で長年イベントの企画や運営に携わり、法人の広報を担当している滝本生さんに話を聞いた。茶道の先生だが、初めて明るくポップなドレスを着用。スタッフにエスコートされ満面の笑み「TOYONO「TOYONO2022」をユーベルホールで開催COLLECTONCOLLECTON」。添うことで、その人らしさを見いだし、参加者との間に信頼関係ができ、大成功を収めた。昨年は、コロナの影響で規模を縮小し、オンライン配信なども取り入れ開催。そして来年1月にはする。新たな試みとして、会場入口のロビーに、地域の方々をモデルにした写真を展示。また、子どもたちがワークショップで廃材を使って作ったマントを着て、舞台を盛りあげる演出も企画中!どんなステージになるのか楽しみだ。人が資源であり人がチカラほかにも、地域住民が自由に集い語り合える地域交流スペースの運営や地域住民が楽しめるイベントも開催。人口減少や少子高齢化という数字に負けない地域の魅力を発信し、継続的にイベントを開催することで、地域に元気があふれる。支え合い・語り合い・学び合いができる場を提供し「人生の学校」のような法人でありたいと考えるからだ。運営に携わった職員は達成感ややりがいを感じる。のちにそれが自信になり介護の仕事にも生かされていく。また、SNSで、掲載したイベントのようすを見た学生の就職にもつながっている。滝本さんは、「実現できるのは職員をはじめ、共感してくださる地域の方々や、団体の協力があってこそ。豊能町にとって■人が資源であり人がチカラも、みんなが元気になり、豊能町を好きでいられる、そんな活動を続けていきたい」と抱負を語った。。これから I弥 I■■■■■■■■■第689号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいています滝本弥生さんご近所の茶飲み友達でタキシードと白無垢姿で参加。会場では二方のご主人と奥さんが見守ったステージにあがることで、紆余曲折あった過去の自分に決着。豊能に移住し再出発ペットボトルや蛇口で作ったトロンボーンをもって登場。日頃はボランティアで手品を披露 地域の人と人をつなぐコーディネーターであり、イベントのプロデューサーのような存在の滝本さん。「イベントが作られていく過程に関わることで感動が増します。一緒に手伝ってくれるボランティアも随時募集しています」と、裏方の醍醐味を教えてくれた。11
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