大阪府福祉基金地域福祉振興助成金「ウイズコロナ、ポストコロナに対応した地域活動モデルの開発」茨木市社会福祉協議会ご近所にサロンがやってきた!ご近所にサロンがやってきた!「子どもやパパママ、 「子どもやパパママ、 お年寄りもみんなおいで~♪」お年寄りもみんなおいで~♪」IBARAKIコミュニティ・カーシェアリング(2新型コロナウィルスの感染拡大により、見守り訪問やサロン活動など、地域福祉活動の中止や制限せざるを得ない状況が続き、ひとり暮らし高齢者や障がい者等の孤立などさまざまなリスクが懸念されています。今回は、府内の各市町村で取り組まれている、地域のつながりを絶やさない、新たな手法を取り入れた地域福祉活動を紹介します。「あれがしたい!」「こんなことできないかな…」。こんな風にみんなで想い巡らせ、コロナ前のようにワイワイと楽しく、活気のある地域を取り戻したい。IBARAKIコミュニティ・カーシェアリングは、そんな願いから生まれたプロジェクトです。コロナ禍で外出機会や住民同士の交流が減る中、茨木市社協では府の助成金)を活用して地元レンタカー業者から車をリース。地区福祉委員会同士で車をシェアする仕組みをつくり、それぞれの地域でオリジナリティあふれる取り組みが展開されています。豊川地区では、「近くにスーパーがなく、買い物が不便」という地域住民の声から、買い物支援を考案しました。商業施設へ送迎する南北2つのルートを組み、3月から週2回の運行を始めています。クルマの名前は〝レッツ号〟。豊川小学校の子どもたちが名付け親です。ドライバーは安全運転講習を受けた福祉委員やボランティアで、送迎だけでなく、車中での会話を通じて人と人とが心を通わせあう場と時間も生み出します。橋本和幸福祉委員長は、「たくさんの商品を自分の目で見て、手にとり、買い物を楽しんでほしい。課題は運転ボランティアの確保。福祉委員だけでなく、仕事をリタイアした人などにもお助け隊として広く参加してもらえれば」と期待を込めて話します。一方、玉櫛地区では、出前サロン「りんりん号」を運行しています。てサロンに参加できない人がいる』という以前からの課題と、人数制限や時間制限というコロナ禍で生じた課題を、コミュニティ・カーシェアリングの車が見事に解消。サロンのノウハウをもって、福祉委員会から住民に近づくことで、そこで暮らす人が気軽に参加できる場所を創り出すことが可能になりました。に出向けば、今まで関りの無かった人たちとつながることができるはず!と福祉委員の皆さんは無限の可能性を感じています。市社協の佐藤遼さん。大切にしているのは、福祉委員会の皆さんと社協の地区担当者が一緒に創りあげていくことだと話します。「安全面は大丈夫?」などと心配の声もあがったものの、話し合いを重ねる『自宅から会場までは遠くこれからも地域のあちこちプロジェクトの仕掛け人である茨木当初、「こんなん本当にできるの?」中で「失敗してもエエやん。とりあえずやってみよう」と合意形成を図ってきました。車を通じてみんなの想いをカタチに。地域の熱い想いから優しさまでシェアする車が今日も茨木の町を走ります。お買い物の旅へ、レッツ号!あなたの町に、りんりん号がやってくる熱い想いから優しさまでシェア運行のようすや利用者への インタビュー動画はこちらから地域のひろば×ボランティアOSAKA No.102ご近所づきあいができるご近所づきあいができる〝魔法のクルマ〟〝魔法のクルマ〟地域福祉活動地域福祉活動
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