新しいブック
11/12

社会福祉法人光こ摂会バクの家~困った時の相談先のチラシも同封~障がい者の就労や技能習得の支援をする施設としてスタート。困っている人の力になれる場所をめざし2019年に地域交流室を設置。地域と施設の境目をなくす  「今日食べるものがない」この相談の解決につながったのが、寿し匠おがわとハッピー食堂あいのわのお弁当の無料配布だった。母子世帯や学生など、さまざまな人から相談が寄せられる。支援をす   るなかで、あらためて地域のつながりの大切さを感じた。施設が地域にできること。地域と一緒にできること。みんなで新しいものをつくりだし、すべての人が住みやすい町にしたい。心がけているのはメッセージ 「人を大切に」すること。関わりを大事にしていると、自分が動けば周りのみんなも動いてくれるようになる。思うようにいかない状況になっても、人そして地域との関わりが拓いてくれる未来を信じて、歩みつづけよう。うせつかい11お互いを思いあう気もちは、見えない輪になって必ずつながっている。未来に夢をもち続けてほしい。困ったときには、手をさしのべてくれる人がいるのだから。Instagram @oosaka.sushisho.ogawaTwitter,Instagram @settsusisyakyou@摂津市役所内売店 料理人になって26年。摂津市に生まれ、ひとり親・弟2人という家庭で育つ。食べ物の大切さを知っているからこそ、料理人として多くの人を喜ばせたいという熱い思いを持っている。 「ハッピーになれる居場所」をつくりたいという思いから生まれた。地域の方々からの寄付や協力のもと、生活支援を必要とする家庭に、お弁当の無料配布を行う。 地域のさまざまな団体との顔の見える関係づくり、誰もが安心して暮らせる地域福祉のまちづくりに力を入れている。主な事業は「小地域ネットワーク活動」「福祉なんでも相談」など。 ひとり親家庭の未来をサポートする福祉団体。LINEでの情報共有やイベントを行うなど会員同士のつながりを大切にしている。孤立している母子の味方になれるよう、行政や小中学校でPRを行う予定。 松本さんは、大阪しあわせネットワーク📎 の総合生活相談員として活動。持ち前のフットワークの軽さで、上杉さんとともに地域とのかかわりを深めている。📎 大阪しあわせネットワーク 府内の約1,500の施設が、生活困窮や孤立、虐待など地域の課題に向き合い、一人ひとりのしあわせを支える活動に取り組む。寿し匠おがわハッピー食堂あいのわInstagram @happy_ainowa@ainowa.settuu1115摂津市社会福祉協議会摂津市母子福祉会右:松本さん  (バクの家)左:上杉さん  (社会貢献支援員)Twitter@kousetukai彼は寿し匠おがわの代表、小おがわ川 直ただしさん。困っている人を助けたい!いただけると  助かるわ~♪摂津市母子福祉会につながりお弁当の無料配布なんてどうか?でも、必要とする人はどこにいるんだろう…。本当に困っている人はどこに?思いはすぐに摂津市社協へ小川さんは、届いたお礼のメッセージに日々、励まされている。そこからバクの家に相談「気もちのこもったお弁当とてもうれしかったです❕」など、感謝のメッセージが。学生さんにも届けたいな…摂津市。緊急事態宣言下の商店街。休業中、何かできないか悶々とするひとりの男がいた。ハッピー食堂あいのわに相談!相談を受け、小川さんの人を思う気もちにジ~ン💦計150個の心のこもったお弁当が、必要とするみんなに届いた。●施設がつなぐ●感動のお弁当物語

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る