大阪府内の市町村社協の7つの福祉教育の取り組みはボランティアセンターのホームページにも掲載しています。交野小学校区福祉委員会では、交野市立交野小学校の5年生を対象に、田植え・稲刈りを体験する福祉教育を行っています。この取り組みは、校区に農業関係者が多いという特色から生まれました。体験をとおして、子どもたちが地域住民と交流することで地域の人から大切に思われていることを実感し、自分も地域の一員であることに気づくというねらいがあります。地域の人が先生となり、子どもたちに米作りや田んぼで出会った生きもの(ジャンボタニシ、オケラ、ミミズなど)のことを教えることで世代間交流も生まれます。また、この経験から地元産業やそこに携わる人を知り、郷土愛が育まれる場にもなっています。令和2年度はコロナの影響で林ば大はむさんはうれしそうに笑いやし田植えは中止。稲刈りも手刈りは半分まで、残りはコンバインで刈り取るなど規模を縮小して行われました。「コロナで行事がのきなみ中止になるなか、何か子どもたちに体験させてあげたかった。中止にするのは簡単だが学校としてどう工夫すれば体験できるかを考えた」と、髙た㟢さ育は校長は語ります。校長の思いは通じ、生徒かららいすごくうれしかった」「一生記憶に残る体験だった」などの感想が寄せられました。「子どもたちのよろこぶ声が活動の励みになる」と、校区福祉委員の藤ふました。ぐみかきじじなまゆ7交野市社協舟ふ山や鮎あ子こさんは「子どもたちが将来、この経験を思い出し、地域のために行動してくれたらうれしい」と、未来への期待を語りました。地域と社協と学校の協働実践をとおして、「世代間交流」「郷土を愛する心の醸成」「地域で学び、地域へ返せる力の育成」などをめざすこの取り組みは、コロナ禍における福祉教育の新たなひろがりといえます。これらの実践に共通することは、活動者の子どもたちへの思いや願いがその原動力となっていることです。そこには「できないではなく、何ができるか」を身近で考える学校の先生がいて、学校を取り巻く地域には、そうした声を受け止め、「あきらめない」と一緒に悩んでくれる地域のみなさんがいます。そして、普段から地元のことをよく知る社協の担当者が気もちに寄り添い、実践を支えています。各地で広がる大阪の「とまらな愛」福祉教育は、これからもさまざまな人たちとの思いを重ねながら、明日へとつながっていきます。 ~~地地域域でで学学びび、、地地域域へへ返返すす~~交野市社協交野市社協米米作作りりでで育育むむ豊豊かかなな心心とと郷郷土土愛愛記記憶憶にに残残るる体体験験をを未未来来へへのの種種ままきき「「福福祉祉教教育育××農農業業」」新新たたなな可可能能性性コロナ禍で「地域で学び、地域へ返す」ことのできる力をながい目で育てるは「地域の人にやさしくしても「とまらな愛あい、大阪!」特 集
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