ふくしおおさか2021年4月号
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―ある友人との出会い子どもの頃から漠然と、みんなが笑顔になれる仕事がしたいと思っていました。福祉の世界を意識したのは、高校生の時。発達障がいがある同級生との出会いがきっかけでした。その友人とはあまり話したことがなかったのですが、修学旅行で同室になるのを機に、先生から障がい特性や配慮すべきことを事前に教えてもらいました。当日、少しの声かけや心遣いですごく安心してくれて、みんなで楽しい思い出を作ることができたのです。その時、「無知ほど怖いものはない」と痛感。福祉のことをもっと勉強したいと、社会福祉系の大学へ進みました。卒業した今も、その友人とは仲良くしています。―相談業務の難しさ大学で地域支援に魅力を感じ、念願の社協に入職。コミュニティワーさんQ5ズームアップカーとして1歩を踏み出しました。でも、コロナ禍で例年のような活動はできていません。今は、コロナで生活にお困りの方を対象とした生活福祉資金特例貸付の相談業務に追われる日々です。私よりも人生経験を積んだ方からの相談に、対応の難しさを感じることも多々あります。まずは、相手の立場に立って話を聞くことを心がけています。―入職2年目の決意まだまだ目の前の仕事をこなすことに精一杯ですが、最大の癒しは愛犬、「チョコ」の存在です。小学生の頃から家族の一員で、休日は公園などを一緒に散歩し、リフレッシュを図っています。今年度はコロナが落ち着き、地域に出向いて社協ワーカーとしての活動がしっかりできるといいなと思っています。住民が支えあい、助け合えるまちづくりに貢献できるよう、がんばります! 本連載では、福祉の職場でイキイキと働く人を紹介し、 仕事や人の魅力を伝えます。 今回登場するのは、4月に入職2年目を迎える松浦さん。社協をめざしたきっかけやポリシーについて聞きました。社会福祉法人泉大津市社会福祉協議会松まつうら浦 佳かな奈さん別府 昌子さん (民生委員歴7年)活動の見える化です。活動の楽しいことなどプラスの面を知ってもらえることが解決の一歩だと思います。お散歩大好き、チョコです知り、人として学ぶことや心が動かされることも多いです。また、バイタリティあふれる先輩委員から刺激を受けています。●民生委員活動で感性を磨く●島本町では、児童養護施設の児童と一緒に動物園や水族館などに出かける「一日里親」という事業があります。よほど楽しかったのか、その帰り道にひとりの児童が私の手をギュッと握り、「きょう、すごくしあわせ!」とひとこと。児童たちの素直な思いに胸キュン。心が動かされました。民生委員活動で得た経験や思いを胸に刻んでおくことで、感性が磨かれていくのを感じます。ピアノ演奏においても、以前より豊かに表現できていることを信じて、精進する日々です。委員の中には、同級生や以前より知ってくださっている方も多いので、安心して活動ができます。これからも無理せず、自然な笑顔で活動に励み、島本町に恩返しをしていきたいと思います。vol.18地域で活躍する奏活動もしています。委員活動に参加できないこともしばしばありますが、委員の皆さんのサポートもあり、活動と仕事のバランスを保ちながら励んでいます。●日々学びと感動!●民生委員になるまで、福祉については無知でしたので、日々学びの連続です。両親そして主人の生前中から民生委員の活動を知っていたら、もっと違う動き方があったのではと今さら悔やまれます。さまざまな人と関わる中で、お一人おひとりの思いや暮らしをこのコラムでは、地域で活躍する民生委員・児童委員(以下、民生委員)さんにスポットを当て、その方の思いを紹介します。今回は、ピアニストと民生委員の二足のわらじを履く別府さんにインタビュー。活動のやりがいや抱負について聞きました。●本業も大事にのんびりと活動に参加●職業はピアニストで、音大の講師のほか、演質問数珠つなぎAVol.31 奥野さんから質問民生委員の担い手確保のために工夫していることは?島本町無知の怖さを知り、福祉の世界へ

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