児童分野現場体験事業
児童施設の現場を実際に体験
就職・進路を決めるまえに、児童施設の職場を体験してみませんか?
各施設・事業所の特徴や児童福祉の現場の魅力を知ることができ、仕事の適性や進路を考える力になります。
児童分野現場体験とは、児童福祉分野に関心のある方を対象に、現場体験を通じて実際の職場の雰囲気や業務内容を直接知ることで、求人側・求職側のギャップを埋め、円滑な人材確保の促進と定着率のアップを図ることを目的としています。
- 無資格・未経験の方も利用できます。
- 福祉職未経験の方が「福祉の職場ってどんなところ?」という疑問や不安を解消・軽減することができます。
- 体験したい事業所を、選ぶことができます。
- 現場職員の話を、直接聞くことができます。
- 現場体験レポートを書くことによって、福祉職で必要不可欠な「記録の作成」を体験できます。
- 採用選考・面接前に、興味ある職場を知ることができます。
※ 児童分野現場体験をされた場合は、雇用保険上の求職活動として認められます。
令和4年4月1日より、WEBで体験受入事業所の検索・申し込みができる「検索システム」を導入しました。
児童分野現場体験事業の流れ
WEBで登録
WEBから児童分野現場体験事業への登録が可能です。
登録確認後、「現場体験サポートブック」を郵送します。
対面で登録
大阪福祉人材支援センターの窓口、もしくは出張相談会等の会場へお越しください。
WEBで検索
検索システムトップページから児童分野現場体験事業「検索」ボタンを押し、体験先の事業所を検索します。
一覧から選ぶ
児童分野現場体験受入事業所一覧(大阪福祉人材支援センターの窓口でお渡しできます)から、体験先の事業所を選びます。
WEBでログイン
体験者番号、生年月日を入力し、ログインします。
ログイン後のマイページでは、事業所をお気に入りに追加したり、申込状況を確認できます。
WEBで申込み(メールアドレスをお持ちの方)
事業所詳細ページから申込み、事業所からの連絡をお待ちください。
事業所から連絡がありましたら、体験者番号・氏名・連絡先をお伝えし、日程や服装、持ち物などを申込先の担当者と打ち合わせしてください。
電話で申込み(メールアドレスをお持ちでない方)
事業所に電話で申し込みます。
体験者番号・氏名・連絡先をお伝えし、日程や服装、持ち物などを申込先の担当者と打ち合わせしてください。
現場職員さんの指示に従って体験し、福祉職の魅力を感じてください。
体験終了後は現場体験サポートブックに綴じられている「現場体験レポート」を書いて、原本を事業所に提出してください。
児童分野現場体験事業登録窓口
対面による児童分野現場体験事業の登録は、下記の窓口で随時行っております。
ご登録いただいた方には、児童分野現場体験に必要な「現場体験サポートブック」をお渡しします。
- 大阪福祉人材支援センターの窓口
- 出張相談会 (大阪西・堺市・門真市・岸和田市)
※出張相談会は予約が必要なところもありますのでご注意ください。
児童分野現場体験受入事業所一覧
この一覧表は、随時更新しています(最新は2024年9月17日付です)。
※「就職希望の方のみ」や「コロナの感染状況をみて判断」など条件付きでの受け入れ可も含まれますので、体験を希望される事業所へ直接お問い合わせください。
- 児童分野現場体験受入事業所一覧(Excel)
サービスの種類(保育所・認定こども園・児童養護施設等の事業種別)で、検索・データの並び替え・絞り込みができます。 - 児童分野現場体験受入事業所一覧(PDF)
(Excel形式のファイルが開けない、Officeと互換性を持つアプリケーションがない等の場合は、PDFで閲覧できます)
※「所在地」の正確な情報は、事業所の住所や公式HP等を参考に、必ずご自身でご確認ください。
※ 事業所都合により、一覧表に記載されていても、受入れができない場合があります。
児童分野現場体験事業のルールとお願い
ご不明な点は、当センターまでお気軽にお問い合わせください。
体験期間 | 2024年4月から2025年3月末までです。 |
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体験日数 | 年間合計10日間です。 複数の事業所での体験や、一つの事業所で複数日の体験をすることができます。 |
体験プログラム | 1日につき4時間以上8時間以内(休憩時間を含む)で、各事業所が用意するプログラムを体験します。 児童分野現場体験では、夜勤・宿直はありません。 |
参加費用 | 児童分野現場体験は無料です。 ただし、食費・交通費は自己負担となります。 児童分野現場体験においては、事業者との雇用関係は発生しないので、賃金は支払われません。 |
体験当日 | 「現場体験サポートブック」を必ずご持参ください。 体験終了後、現場体験サポートブックに綴じられている「現場体験レポート」を記入し、原本を体験先事業所に提出していただきます。 |
その他 | 体験する事業所で、事前の面談やオリエンテーションが行われることがあります。 また、個人情報に伴う守秘義務に関する同意書等の提出を求められることがあります。 体験に臨む姿勢・態度に対して、事業所が体験を続けることが困難と判断した場合、中断を求められることがあります。 |
よくあるご質問(Q&A)
どんな職場で体験できるの?
自分に合った体験先がわかりません。体験をする際にサポートをしてもらえますか?
体験先選びや、申込みのお手伝いをしますので、お気軽に当センターへご相談ください。
福祉の仕事は初めてなので「体験についていけないのでは?」と不安です。
ご安心ください。事業所に体験申込みされるときに、体験内容についても打合せできますので、あなたに合った体験ができます。
※ 体験内容は受入先の事業所により異なりますので、ご確認ください。 体験内容例
■保育所にて園庭遊び
(砂遊びやかくれんぼなどをする。)
■乳児院にて昼食介助
(配膳や食事介助、食後の着脱介助を手伝う。)
■児童養護施設にて掃除
(子供たちと一緒に部屋の掃除を行う。)
実際に体験された方の声(アンケートより)
39歳女性・福祉的障害児施設- 初めて障がいをもたれている子ども達とふれ合いました。両親の元で一緒に暮らすことができないけれど、私が児童福祉の仕事に就いて子ども達の笑顔を沢山作れたらいいなと思います。子ども達の言葉を読み取れなかったり、技術的なことは、まだまだ勉強不足ですが心のケアは常に大切にしてあげたいと思った一日でした。体験できてとても良かったです。
22歳男性・児童養護施設- 子どもたちの抱く多面性を目の当たりにして、一人一人の置かれていた家庭背景による行動の違いが、長期的に子どもと向き合っていく上での問題であると感じました。さらに、職員の方々から、施設の様々な知識やルールを教えていただいたことなど、現場に入ってみないとわからない貴重な学びを得ることができました。今回の経験を将来に活かしていきたいと思います。
たとえば、保育所、認定こども園、乳児院、児童養護施設、障がい児入所施設など、いろいろな事業所があります。