「モノ」の支援
- 運営支援者の派遣にかかる携行品および備品等の調整を行う。
- 災害VC運営における資機材の調整を行う。
- 共同募金との準備金の調整を行う。
災害VC設置のために必要な主な機材
- 機材
- 用途
- 机 ・イスなど
- 事務機能の整備
- 固定電話・携帯電話・FAX
- 外部との連絡手段
- インターネット回線
- ホームページの運用、メール等の利用
- ホワイトボード・掲示用ポード
- 情報連絡、依頼等の張り出し
- コピー機•印刷用紙
- 紙媒体による情報の印刷
- 筆記用具・事務用品
- コーディネート時などには付箋等も有効に活用
- パソコン・プリンター
- 広報の作成、データー処理、ホームページなど
- ハンドマイク
- 全体会等での説明時で使用
- 無線・トランシーバー
- 主要スタッフ、各セクションとの連絡用
- 椀章・スタッフジャンバー・ネームプレートなど
- 役割などがすぐにわかるように
- 住宅地図・広域地囮
- 被災地情報整理、ボランティア用地図など
- ガムテープ(布)
- 名札として使用することも可能
- TV ・ラジオ等
- 情報収集
- 非常食・飲料水救急セット
- 災害直後の泊り込み等に備えて3日分程度
- 発電機・照明
- 停電時の対応、夜間照明
- 寝袋
- 泊り込みのスタッフ用
ボランティア活動に必要な主な資材
- 機材
- 用途
- 軍手・ゴム手袋
- 復旧にかかわる大部分の活動では必須となります。内容により素材の考慮も必要となります。
- スコップ・ほうき・バール・一輪車など
- 活動内容にあわせて準備します。水害時にはバケツや雑巾、土嚢袋なども必要となります。
- 自転車・バイクなど
- 移動の距離により必要な場合があります。
- 飲料水・栄蓑補助食品
- 基本的には個人で持参することが望ましいですが、炎天下など状況によっては配慮が必要です。
災害ボランティア活動で活用する主な資機材のイメージ(例)
災害VCを開設した市町村社会福祉協議会が常備している資機材は少なく、ボランティア活動を充実させるためには、たくさんの資機材が必要です。
市町村社協で保有している災害備蓄品(大阪府市町村社協概況一覧)
災害時、市町村社協が運営する災害VCの支援に関してご協力いただける団体等は、下記までお問い合わせください。
市町村社協ホームページ一覧
「おカネ」の支援
支援金と義援金について
災害による被災地支援
地震や台風をはじめとする自然災害等によって、被災地では住民の暮らしが一変します。
本会では社協ネットワーク、関係機関とのネットワークを生かして災害支援活動にあたっています。被災地の社協や災害ボランティアセンターに職員を派遣するほか、広く府民を対象にしたボランティアバスの運行、支援物資の提供などを行っています。
また、平時からのネットワークづくり、防災啓発、人材養成などにも取り組んでいます。
大阪府社協への災害ボランティア活動支援金の募集
本会では日頃より災害ボランティア活動の支援金について募集しております。
みなさんからご協力いただき集めた支援金は、地震や台風など大規模災害時の際に、主に大阪府内の被災地の市町村社協が運営する災害ボランティアセンターにかかる費用等に使わせていただきます。
災害ボランティア活動の支援金を募集します。
大阪府社会福祉協議会ホームページ「社会福祉への寄付について」
寄付をお考えの方はこちらから
災害ボランティア・NPO活動サポート募金(災害ボラサポ):中央共同募金会、大阪府共同募金会
中央共同募金会ホームページ「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(災害ボラサポ)【支援金】」を参照
(中央共募募金会ホームページ「あらまし」から引用)
災害時には、ボランティアやNPOが被災地にかけつけ、被災者支援や復興支援の活動に取り組みます。中央共同募金会では、こうしたボランティアやNPOの支援活動を支える資金支援の仕組みとして、「災害ボラサポ(災害ボランティア・NPO活動サポート募金)」を設置し、寄付金の募集と助成を行っています。
災害ボラサポでは災害支援に係る寄付金を常時受け付けていますが、災害発生時には、災害を特定したボラサポも実施します。災害発生時に限らず、常時寄付金を受け付けていることで、迅速に被災者支援活動団体へ助成することができます。最も必要とされているタイミングに、最も必要とされている活動にご寄付を役立てることが可能です。中央共同募金会が行う「災害ボラサポ」は、地域の防災・減災力向上のための活用や、災害時に備えた準備のための基盤整備活動にも役立てられます。
災害等準備金(共同募金)~災害ボランティアセンターの運営資金~
中央共同募金会では、被災地でのボランティア活動を支援するため、毎年共同募金の3%を災害等準備金として積み立てています。共同募金は都道府県の区域を単位に行われている運動ですが、大規模な災害が発生した場合には、都道府県域を超えて、全国の共同募金会が災害等準備金を拠出しあい、被災地を支援します。
府社協の運営体制のイメージと主な協定
a.大阪府⇔大阪府社協
- 災害時におけるボランティア活動支援に
関する協定 -
①災害時、府から府社協にVCの開設を要請
②平常時からの連携(研修・資機材確保)
b.近畿ブロック社協⇔大阪府社協
- 災害時の相互支援に関する協定
-
①社協職員の派遣(Vcoなど)
②ボランティア活動に対する支援調整
③社会福祉施設に対する救援活動の支援調整
④救援活動に必要な物品、資材及び機材の提供および斡旋
c.市町村社協⇔大阪府社協
- 災害時に対する相互支援に関する協定など
-
災害VCの設置・運営
①ボランティアの受け入れ
②ボランティア受け入れ態勢の整備、人材の育成、活動支援体制の整備
③避難所の選定、整備についての協力
④災害時における要配慮者の被災状況の把握
⑤災害援護資金、生活資金等の貸付 など
各団体との協定
ライオンズクラブ国際協会335-B地区
⇔大阪府社協
- 災害時におけるボランティア支援に関する協定
-
①移動にかかる輸送手段(車両等)の手配・提供
②災害VC等の設置・運営及び資機材の提供
③V活動者のための駐車スペース確保
④物的および人的支援の提供
⑤V活動者への飲食(炊き出し等)の提供
⑥その他ボランティアの活動支援にかかること など
大阪府生活協同組合連合会
⇔大阪府社協
- 災害時における災害ボランティア活動支援に関する協定
-
①ボランティア活動への参加協力
➁災害VCの運営に係る人員(スタッフ)の派遣
③災害VCの設置・運営に必要な備品、資材及び機材などの提供、貸与、物資の調達への協力 など
- 大阪府庁災害対策本部会議への出席
- 支援P等外部支援者との連携・調整
- 情報共有会議(行政、NPO等、社協による三者連携)への参加
- 市町村社協災害支援ネットワークへの参加
- OSN(おおさか災害支援ネットワーク)など関係団体との連携調整、定例会への参加 など
大阪府社協と各団体との関係図
大阪府社協作成「大阪府社協と各団体とのネットワーク関係図」R1.7
情報
- 災害時には、大阪府社会福祉協議会に災害ボランティアセンター本部を設置し、大阪府内の市町村社協(災害VC)の情報集約をもとに、災害ボランティアセンターの運営など、ボランティアやNPO等の関係団体に対して、公式な情報を発信します。
- 災害VC(市町村社協⇔大阪府社協)の情報を集約し、運営支援者間で共有します。
- ICT(eコミュニティ・プラットフォーム)を活用したニーズのマッピングを行います。
eコミュニティ・プラットフォーム(以下、eコミ)とは?
府内社協間の情報連携を円滑にするためのICTツール。災害時における被災状況や支援活動などの迅速かつ適切な情報収集や情報発信(=見える化)、災害VC運営の省略化とともに、平時における見守り活動や要配慮者支援といった小地域福祉活動の活性化などにも期待されている。
防災科学技術研究所主要災害調査 第54号 2020年3月
「平常時と災害時の地域福祉・防災活動での災害関連情報利活用」(Youtube、3分7秒)
防災科学技術研究所 水井良暢(防災情報研究部門)
大阪北部地震におけるeコミの活用について
①「地域のひろば 災害対応 効果に手ごたえ eコミ利活用報告会」府社協 地域福祉部
➁「平成30年6月大阪府北部地震における社会福祉協議会の情報プラットフォーム活用状況調査
-災害情報を利活用した効果的な被災者支援の実現に向けて-」 水井良暢*・池田真幸**・李 泰榮 防災科学技術研究所主要災害調査 第54 号 2020 年3 月
府社協ホームページ、VCのFacebook などを活用し、災害時の最新情報をできるだけ早く集約し、発信します。